日本の伝統文化である祭りの屋台を製作、修復し、町を盛り上げる仕事がしたい。そんな熱い思いでスタートを切った10年前。

振り返ってみますと、紆余曲折、様々なことがありました。

伝手もなく、当然、お客様ゼロの状態からスタートでした。

材木の仕入れから彫刻、装飾品ひとつ一つまで全てを自社で取り扱い、

全国各地の自治会様からお問い合わせいただいたら

どんな遠方であっても仕事内容でも、フットワーク軽くすぐに伺いました。

１日１日がめまぐるしい日々でした。

翌年には「関西地車製作事業協同組合」に所属。

毎年の無料点検、メンテナンスを欠かさず行ってきました。

さらに、自社で屋台を運搬し、いつでも引上げ納車出来るよう、運搬車も購入し

少しずつ全国各地へと「匠工舎」の名前を広げてまいりました。

おかげさまで現在は、遠州を中心に北は北海道、南は九州まで約120町の自治会様とお付き合いをさせていただくまでになりました。

「全国の祭禮と繋がりたい」

創業当初からの思いを忘れず、お客様の想像を超える技術とクオリティーを提供し、次の10年間を目指して、たゆまぬ精進を積み重ねてまいります。

今後もいっそうのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

2024年8月吉日

株式会社　匠工舎

代表取締役　堀井健史