重量のある山車を支え、街を進む車輪は使い続けるうちに外周がすり減り、
歪みが生じ、ひびが入ったり、欠けたりもします。
祭りでは多くの子供たちや大人、人形たちや楽器を乗せて街を練り歩きますので、
安全が最優先されなければいけません。
祭りや日本の文化を山車製作を通して守るプロとして、早めのメンテナンスをオススメしています。
山車本体から車輪まで
窓口一つでご対応します。
車輪の製作・メンテナンス・修理は、車輪専門の職人へ依頼される場合が多くあります。
しかし、車輪が傷んでいるということはその上の山車に関しても何かしらメンテナンスが必要です。
匠工舎では、車輪の製作から修繕・メンテナンスはもちろん、金物や刺繍といった山車にまつわるもの全ての製作・修繕を手掛けています。
それにより、窓口一つでスピーディーにお客様に美しく安全な山車をお届けすることが出来るのです。
細部までこだわった車輪製作
寿命が来た車輪は、安全のために新造しなければいけません。匠工舎では山車の車輪製作から行っており、元の車輪のデザインを見ながら新しい車輪を製作していきます。
車輪の両側にはめ込まれた輪板もそれぞれの地域に合わせてつくり、大切な心棒と車輪の中心を固定する轂(こしき)は、職人が選び抜いた欅(けやき)を使います。
素材選びから、細部にわたる組み立てまで、耐久性と安全性を考え伝統を守り続けます。
車輪の焼き嵌め(焼き締め)
職人が一体となって行う焼き嵌めを匠工舎でも行います。
木の車輪に高温の火で焼いた鉄輪を嵌め込み、木が炭にならないよう瞬時に水で冷却する焼き嵌め。
車輪と鉄輪が一体となり、祭りの練り歩きにまた何十年と耐えられる強固な車輪となって生まれ変わります。
木だけでも車輪として動きますが、鉄輪を取りつけることで摩擦を防ぎ山車の寿命を伸ばすことが出来るのです。
匠工舎では、車輪の新調からメンテナンスまで、焼き嵌め・締め直しをしっかり行います。
漆塗りもお任せください。
全国の屋台・山車には車輪に漆や金具が施されたものも多くあります。
美しく丁寧に職人のて出仕上げる事で艶や光沢がよみがえり、美しい車輪へと輝きを取り戻すことができます。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせからの流れ
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お問い合わせ
下記電話番号もしくはメールフォームよりお問い合わせください。
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ヒアリング
新規製作なのか、メンテナンスや修繕なのかなどご希望・ご要望をお伝えください。
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お見積り
ヒアリング内容を元にお見積りさせていただきます。 ※メンテナンスの場合は彫刻を預からせていただきます。
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着手金
総額によっては、着手金をご入金いただく場合があります。
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製 作
製作過程に入ります。予め納期もお伝えいたします。
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納 品
商品をお届けさせていただきます。
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ご入金
期日までにお振込みください。